「無料AV動画サイト」は本当に無料?

MissAV・nJAV等の違法サイトの仕組みと危険性を、信頼できる情報源をもとに解説します

違法動画サイトとは

MissAV、nJAV、SupJavなどのサイトは、著作権者の許可なくAV作品を配信しています。 これらのサイトは「無料」をうたっていますが、実際にはユーザーが気づかないところで大きな代償を払うことになります。

かつて最大手だったAvgleは2024年に閉鎖されましたが、同様のサイトは次々と登場しています。 ドメインを頻繁に変更するのも特徴で、MissAVだけでも複数のドメインで運営されています。

危険1: マルウェア感染

セキュリティ企業ESETによると、海賊版サイトには安全性が確保されていない広告が多数配置されており、閲覧するだけでマルウェアに感染するケースがあります。 ブラウザの脆弱性を突いて不正なプログラムを自動ダウンロードさせる仕組みが組み込まれていることもあります。

具体的な手口としては、偽の再生ボタンやダウンロードボタンでマルウェアをインストールさせたり、 「ウイルスに感染しました」という偽の警告で不正なアプリをインストールさせるものがあります。

出典: ESET サイバーセキュリティ情報局「海賊版サイトの特徴と感染リスク」

危険2: クリプトジャッキング(仮想通貨の無断採掘)

クリプトジャッキングとは、サイトにアクセスしている間、あなたのPCやスマホのCPUを使って仮想通貨を勝手に採掘する攻撃です。 端末が異常に熱くなったり、バッテリーの減りが早くなったり、動作が重くなる原因になります。

違法動画サイトはこの手法を収益源として利用していることがあり、 閲覧している間ずっとあなたの端末のリソースが消費され続けます。

出典: LANSCOPE「クリプトジャッキングとは?手口や事例・対策」

危険3: 個人情報の漏洩

NTTドコモのセキュリティ部門によると、海賊版サイトではIPアドレスや閲覧履歴がサイト運営者に記録されている可能性があります。 サイト自体のセキュリティが脆弱なため、仮にサイトがハッキングされた場合、 それらのデータが第三者に流出するリスクもあります。

また、フィッシング詐欺によってクレジットカード情報やメールアドレスを入力させる手口も報告されています。

出典: ドコモ あんしんセキュリティ「海賊版サイトは見るだけで危険?」

危険4: 法的リスク

2021年の著作権法改正により、違法にアップロードされた著作物をダウンロードする行為は刑事罰の対象になりました。 罰則は2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方です (著作権法119条3項)。

ストリーミング視聴のみの場合は現行法では対象外とされていますが、 法律事務所の解説によると、トレント等でダウンロードした場合はISP(プロバイダ)経由で 個人が特定され、損害賠償を請求された事例が実際に報告されています。

出典: ベリーベスト法律事務所「違法動画は視聴のみでも逮捕される?」 / グラディアトル法律事務所「AVの違法ダウンロードはバレる?」

シークレットモードなら安全?

いいえ、ほとんどのリスクは防げません。Kasperskyの解説によると、シークレットモード(プライベートブラウジング)が防げるのは 「ブラウザにローカルの閲覧履歴が残らない」ことだけです。

リスクシークレットモードで防げる?
ウイルス・マルウェア感染防げない
クリプトジャッキング防げない
フィッシング・詐欺広告防げない
IPアドレスの記録防げない
ローカルの閲覧履歴残らない

出典: Kaspersky「シークレットモードのメリットとデメリット」

安全にAV動画を楽しむには

正規の動画配信サービスを利用することが、最も確実な方法です。 FANZAはDMM.comが運営する国内最大のアダルト動画配信サービスで、以下のメリットがあります。

  • -無料会員登録だけでサンプル動画が視聴可能
  • -通信は完全に暗号化(HTTPS)されており安全
  • -クレジットカード明細には「FANZA」ではなく「DMM」と表示される
  • -セール時は100円〜で購入でき、違法サイトのリスクに見合わない安さ

参考文献